パイロット版です
日記に書いたのそのままです

アフガニスタン早わかり

●みすてられたアフガンをタリバーンが治安回復
1978 アフガンへソ連侵攻
 →アメリカはソ連を泥沼のゲリラ戦でくるしめるため、アフガンゲリラとイスラム義勇兵を熱烈に支援
1989 ソ連撤退と1991ソ連崩壊
 アフガニスタンにはアメリカがそだてた軍閥がのこり、利権あらそい
  アメリカにとってはもう用済みなので放置
1994 タリバーンがパキスタンのアフガン人難民キャンプから登場
 各地の軍閥を武装解除し、治安を回復させる→タリバーン急成長
1998 タリバーンは国土の九割を掌握、軍閥の生き残りはマスード派だけに
  しかし、その過激なイスラム主義やシーア派虐殺事件で国連承認は得られず

●もう一つの後遺症、イスラム原理主義の激化
イスラム義勇兵は戦後、母国に帰ってイスラム原理主義運動に参加
1991湾岸戦争でアメリカは聖地メッカを有するサウジに進駐
 →義勇兵の中心人物の一人の富豪オサマ=ビン=ラディンは反米闘争を支援
アメリカは頻発する対米テロの中心としてオサマに目を付ける
 (煽っているのは確かだが直接関与の証拠はない)
オサマは王室批判で1994サウジからスーダンへ、アメリカの圧力で1996スーダンからアフガニスタンへ逃亡

●乱暴なアメリカ
1998 アフリカでアメリカ大使館同時爆破事件があり、首謀者としてオサマが浮上
報復としてミサイルをアフガンにぶちこむ
→オサマは反米英雄としての名声を確立
→タリバーンの態度硬化(軽々しく扱えなくなる)
 (裏でサウジがオサマをひきとる交渉をしていたが台無しに)
以後アフガンはお尋ね者の逃げ込み場所になり、イスラム原理主義活動家があつまってくる

マスードとの戦線は膠着(ロシア、イランがマスードを支援)
アメリカは国連もつかってタリバーンを締め上げる
治安回復の功はみとめられず人権問題や虐殺問題でたたかれつづける

●タリバーン責めつづけられておかしくなる
2001/1 干ばつで苦しむアフガンの国連制裁を強化
 さらに寒波がおいうち
2001/3 タリバーン、バーミヤンの大仏を破壊
 タリバーン独自の「イスラム法」の強化
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●中央アジア資源
石油、天然ガスが豊富
政情不安定な中東よりもあつかいやすいので注目
最近ロシア、イラン、中国が中央アジアをめぐって急接近

●アメリカ的には
湾岸戦争っぽく中央アジアに米軍を常駐させる事ができればよい。
ロシアとイランと中国なんかになかよくなってほしくないもんね。
みんな敵だから。
一番の仮想敵国の中国をうしろからも囲めるようになるし。
ついでにオサマ=ビン=ラディンも消えてくれたらいいなぁ。
おれんちにテロばっかりしやがってうっとおしいんだよ。
逆らうやつはみんな敵だ。
アフガンがいうこと聞くようになったらいいね。
中央アジア→アフガン→パキスタンと、コントロールしやすい小国ばかりになるから。
ロシアも中国もイスラムテロで困ってるからテロっていっとくと反対しないし。