鉄道遊撃隊(一)

  鉄道遊撃隊(一)  
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鬼子は半時間あまりもかけてようやく通り過ぎていったが、その様子からみるに、山へ「掃討」しにいくようだった。王強は山の部隊が気にかかったが、老洪は目をキラリと光らせて言った。
「気にすんな、おれらの司令があいつらをなんとかしてくれるさ。さぁ行くぞ!」

※半時間もかけて通っていったのはそれだけの大軍だということ