鉄道遊撃隊(一)

  鉄道遊撃隊(一)  
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王強は三掌柜方面からの詮議は何もないと読んだが、憲兵隊方面からはおわっておらず、かならず逮捕尋問などがあるとおもっていた。人夫たちのいくらかは駅へ出ようとしなかったが、王強はあえていつもどおり荷運びをした。しかし一日二日たっても何の動きもなかった。