鉄道遊撃隊(一)

  鉄道遊撃隊(一)  
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老洪は、無駄に列車跳びのりをして暮していても、なんの意味もないことには気付いていた。若者たちを組織して鬼子をやっつけるつもりだったが、それには銃がいる。銃を手にいれるには駅でたくらむしかない。彼は王強に駅で注意させ、武器を盗みとる機会をさがさせるつもりだった。