鉄道遊撃隊(三)

  鉄道遊撃隊(三)  
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【内容解説】
(最初は第一冊とおなじなので省略)
第三冊「臨城夜襲」。鬼子はたくさんの兵力を集め、山への「掃討」をすすめた。鉄道遊撃隊は山に呼応し、反「掃討」のため客車を奇襲し、棗荘に抗日スローガンをはりつけた……敵の「掃討」から棗荘防衛に兵力をひきかえさせるためだ。まもなく、鉄道遊撃隊は微山湖地区を開拓するという新しい任務をうけ、津浦幹線にて敵との闘争をくりひろげようとしていた。「蛇を打つには頭から」。彼らは敵の中心地ーー臨城を襲撃し、武器をうばいとった。

※津浦線 天津と浦口(南京対岸)を結ぶ鉄道。北京-天津-浦口-上海というルートで、北京(当時は北平)と上海を結ぶ重要な路線だった。