鉄道遊撃隊(五)

  鉄道遊撃隊(五)  
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芳林嫂は許されて町に入った。駅のホームのあたりまで歩くと、向こうから一隊の人がでてきた。前にいるのはシェパードを一匹つれた鬼子の軍官で、うしろには鬼子の特務がしたがい、その間に一人の中国人が縛られていた。