鉄道遊撃隊(五)

  鉄道遊撃隊(五)  
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芳林嫂が家につくと、鳳児は早くもおばあちゃんの懐にとびこんでいった。
芳林の母親はもう六十を越え、生活も苦しかった。嫁がこんなにたくさんの食料をもってきたので心のそこからよろこんだ。

※「芳林嫂」は「芳林の嫁」という意味で名前ではない