鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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王強らが橋のあたりに来て様子を見ると、列車の中間の一段は橋の下に転がっていた。二台の機関車はひっくりかえった車両の上にのりあげ、ケガをした野獣のように喘いでいた。六孔橋は三つの橋桁が崩れ、どうみても列車が通れない様子だった。