鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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その物売りはその夜特務隊の建物まで連れてこられた。松尾は見るとすぐ行った。
「オマエ、八路ニ通ジタ!」
物売りはあわてて
「私は臨城に住んで長いのです、どうやって八路と通じることができましょう?」