鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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芳林嫂はちょうど村の南のはずれで待っていた。村の中から銃声が聞こえ、心臓の鼓動もはげしくなり、手の中の手榴弾をきつく握ったが、どうしたらいいのかわからなかった。