鉄道遊撃隊(七)

  鉄道遊撃隊(七)  
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魯漢はここ数日腹の虫がおさまらず、痛快になるほど酒を飲みたがっていた。林忠はこの村に真夜中までグズグズしてしまったことに気付いた。鬼子に気付かれるかもしれないので、留まることに同意せず、月あかりに乗じ隊員をつれて村を出た。