鉄道遊撃隊(七)

  鉄道遊撃隊(七)  
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魯漢は足をとめて言った。
「黄二みたいなヤツのことは言わないでくれ。ムシャクシャする。言うなよ!本当のところをいえば、悩んでクサクサしてるんだ。オレにちょっとのませてちょっと気を晴らさせてくれよ」
林忠は魯漢を止められないことがわかり、しかたなく魯漢について村に入った。