鉄道遊撃隊(九)

  鉄道遊撃隊(九)  
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小坡は劉大爺を家のなかへひきいれると、マッチをすってランプに火をつけた。劉大爺はまだ小坡のことをジロジロと見ていた。
小坡は笑いながら、
「鬼子は我々が死ぬよう望んでいるようだが、しかし我々は皆生きている。小川も元気にしている。そしてまたやってきたんだ。」