鉄道遊撃隊(九)

  鉄道遊撃隊(九)  
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偽郷役場の見張りは、村の東の見張りが人をくさんつれてきても、臨城からきた偽軍だと言われて全然気にしなかった。遊撃隊が門を入るときになってようやくなんか妙だということに気付いたが、口をひらいて誰何しようとしたときには小坡の手の中に落ちていた。