鉄道遊撃隊(九)

  鉄道遊撃隊(九)  
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朱三は秦雄にかわって考えてやった。
「戦ってもどうしようとないとなれば、司令がここで無駄にすごしていても安全ではありますまい。やっぱりすぐに臨城に行って兵を出してもらうことです。」
秦雄はしばらく頭を書き耳をさわっていたが、ようやく人を呼び警衛隊を集合させた。