投降派宋江

  投降派宋江  
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 方臘は捕虜となり、東京へ送られて封建王朝に殺害され、壮烈な犠牲となった。『水滸』に、「宋江が重く賞され官を昇る日は、方臘が刑にあたりみじんぎりにされる時。善悪は結局最後に報いがある、ただはやいかおそいかどっちかだ」という詩があるが、宋江の投降主義を宣揚して善とし、方臘の反抗を侮蔑して悪としている。これがすなわち『水滸』の反動論理である。