投降派宋江
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晁蓋は劉唐を派遣して宋江に手紙をおくり、既に山にこもって反乱したことを伝えた。宋江はびっくりして色を失い、死ぬほど恐れた。というのも、「どうしようもない大罪をおかしてしまった、これは一族皆殺しの罪に相当する(※)」とおもったからだ。宋江は繰り返し劉唐に伝えた。「二度と来てくれるな」
※1 九族は自分を中心にする九世代のことで、他にも妻や父母の縁者を含むという言いかたもあるが、とにかく反乱したものは親戚縁者一同皆殺しの罪になる。とりあえず一族皆殺しということにしといた。