投降派宋江

  投降派宋江  
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 ある日、宋江は潯陽楼にいって酒をのんでいた。野心勃勃なのに失意のどん底であるこの宋江は、もうすでに年齢が三十を越えているのに、功名もあげず、かえって頬にいれずみされ、こんなところへ配流されているのを顧み、うらみつらみがわきあがってくるのをおさえられず、楼に数句の詩詞を書きつけた。