投降派宋江

  投降派宋江  
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 宋江は指導権を簒奪したあとも、かたときも招安のことを忘れなかった。菊花会のあと、宋江は東京へ灯籠を見にいくのをよそおい、宋徽宗の寵妓李師師に会いにいって、招安の詔書をもらえるよう頼んでみることにした。燕青、柴進などとともに仮装し、東京にまぎれこんで、李師師への面会をもうしこみ、大量の金銀財宝をおくっていたが、李逵には門番をさせていた。