投降派宋江
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高俅は梁山起義軍の勇敢な攻撃のもとに生け捕りにされてしまったものだから、内心おびえていた。「安心しなさい、それがしが朝廷にもどったあかつきには必ずや重く奏し、ありがたい大赦がでて、招安され厚く賞され官職につけるようおねがいすることにしましょう。」宋江はおおいに喜び、拝謝してやまなかった。以前の仇同士が、いまや農民起義を瓦解させる同士となったのだ。