投降派宋江

  投降派宋江  
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 宋江、盧俊義は人馬をひきい、東京にいたると、奴隷のような態度で皇帝に謝恩し、「力がつきるまで忠をつくし、死してのちやむ」という誓いをたてた。皇帝は大喜びで言うよう、「この好漢はほんとうの英雄だ。」『水滸』は、これこそ「義士は今こそ主君にめぐりあったことをうれしがり、皇帝ははじめて人を得たのをよろこぶ」と吹聴し、奴隷が主人をさがしあて、主人がよい奴隷をみつけたことを賛美した。