投降派宋江

  投降派宋江  
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 『水滸』の最後の一回では、宋の徽宗が夢に梁山泊に遊ぶというエピソードをでっちあげている。宋江は皇帝にむかって「もとから忠義にのっとっており、いささかも異心はございません」とつたえ、皇帝は宋江を神に封じて廟を立てた、というもの。『水滸』は遠慮することなく宋江を「忠義」の光でぬりあげ、この投降派の醜悪な霊魂をおおいかくしてやまない。