鉄道遊撃隊(二)

  鉄道遊撃隊(二)  
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銃声がだんだんはげしくなってくる。魯漢はあせって、ますます人をののしる。李正は冷静にすこし考え、小坡の手に斧があるのを見ると、決断した。
「小坡は私についてこい!」
隊員数人が李正につづき、近くの通用門に走りよった。