鉄道遊撃隊(二)

  鉄道遊撃隊(二)  
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全身の体重が十本の指から、引き手をしっかり握った拳と肩にうつったので、全身がすこし楽になった。老洪はペンチを懐から出すと、引き手をペンチでこじあけ、扉を引きあけた。