鉄道遊撃隊(二)

  鉄道遊撃隊(二)  
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突然、線路から「カンカン」という音がかすかに聞こえてきた。林忠が首を出してながめると、一本の白光が線路沿いを照らしているのが見える。
驚いて「巡路車!」
老洪は慌てて煙草を捻じ消し、フウと一息ついて座った。


※哐kuāng 鐘の鳴る音