鉄道遊撃隊(二)

  鉄道遊撃隊(二)  
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李正は二袋の穀物を買うと、魯漢と担ぎ、林忠の家にいった。もう朝飯の時分だというのに、林忠の家の竃からは煙もあがっていない。家族はまさに悶々として座っていた。林忠は二人が袋を担いでくるのを見、感激して迎えに出た。