鉄道遊撃隊(三)

  鉄道遊撃隊(三)  
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彼は手にした物を置くと、鬼子の対面に座った。鬼子はゆっくりと顔をあげ、彼をにらみつける。彼はあわただしく一本の煙草をわたすと、マッチで火をつけた。鬼子の顔はやわらいできた。