鉄道遊撃隊(三)

  鉄道遊撃隊(三)  
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翌日、李正は高のデブが臨城にでかけたと聞き、心中疑うところがあった。昼飯時に、村のそとで見張りにやっていた林忠がもどってきて報告するには、臨城の鬼子が出動し、五方向から湖の辺りを包囲しにきている、とのこと。