鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
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岡村はそれをきくとすぐ装甲車両を南へ走らせ追撃した。窪地のあたりまできたころには鉄道遊撃隊はすでに去ったあとで、麦苗が踏みあらされて平地になっているところがあった。確かにこのあたりに相当な規模の軍隊がいて踏みつけていたようである。