鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
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太った地主の高敬斎はちょうど鬼子に差しだす帳簿をめくっているところだったが、遊撃隊を見るやあわてて帳簿をとじ、ハハハと笑いをつくりながら迎えた。
「おひさしぶりですな、隊長。どこへ行かれてたんですか?どうしたのかとても気になってました....」