鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
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隊員たちはすぐにテーブルをはなれると外へ向った。そのときすでに村の北側からパンパンという銃声がきこえてきていた。保長はまだ門のあたりにおり、客を送りだすような感じで両手をひろげ、
「もっと休んでいってから行きましょうや!」