鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
 | <  > 
しばらく湖にそって逃げていくと、一人の老人が一隻の漁船をすすめているところをみつけた。申茂は遠くから叫んだ。
「おじさん!船をちょっと貸してくれないか!」