鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
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李正が来た理由を説明すると、朱三は一言で応じた。沿線の愛護村の保長たちにも朱三の紹介で挨拶した。そして李正は、明日の夜、物を運ぶ準備をしたいので、村の南の窪地に三十輛の荷押し車を集めてほしいとたのむと、朱三はこれもまた応じた。