鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
 | <  > 
列車が沙溝駅の場内信号機にさしかかろうとするころ、彭亮は立ちあがり、運転士の手をにぎって
「あなたがくれた食料はこの一帯の春飢饉で苦しんでいる老百姓を救いました。ありがとう!」
そして小坡とともに機関車をとびおりた。