鉄道遊撃隊(四)

  鉄道遊撃隊(四)  
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朱三は回り道をして老洪の前に出て静かに言った。
「様子がはっきりしました。岡村が率いているんですが、六人の鬼子しかいないので敢てはやってきません。がんばって鉄砲をぶっぱなしているあいだに食料をはこんでしまってください。あっちは私がうまくやっておきます」