鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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しばらくしたが、政委はみあたらず、逆に小銃隊は湖からひきぬかれてきた。老洪はすこし安心し、隊を丘の上に布陣させ、皮を隔てた狭い平原にいる狂った敵どもを静かに眺めていた。