鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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東西の両面からも銃声が響きだした。あきらかに別の二隊の敵がここへ向かっているのだ。事態は瀬戸際まで達した。李正は叫んだ。
「ダメだ!すぐに撤退!さもなければ我々はすぐに包囲されてしまう!」