鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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李正の目には既に危険な領域に達していた。しかし老洪の頭のなかにあったのはひたすら戦闘、戦闘。李正はいきなり身をおこし、怒りながら叫んだ。
「いますぐ撤退!これは党の命令だ!」