鉄道遊撃隊(六)

  鉄道遊撃隊(六)  
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王強はあわてて助けおこし、叫んだ。
「政委が負傷した!」
老洪は機関銃から離れ、這いよった。党の命令と政委の負傷によって、理知を失なっていた彼の頭は急に冷静になった。