鉄道遊撃隊(七)

  鉄道遊撃隊(七)  
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夜があけるころ、黒木はようやく100人あまりあつめることができた。銃をうちながら、黄荘のカーブまで駆けつけた。そのころ大きな霧がでていてあたりは真っ白、霧のなかからドウドウと機関銃が響き、弾丸が雨のように飛んでくる。