鉄道遊撃隊(七)

  鉄道遊撃隊(七)  
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彼らが湖にたどりつくと、地面には踏み荒した足跡があり、湖の上はボウと霞んでいて、船ひとつ人ひとり見当たらなかった。黒木は怒りくるい、湖に向かってひとしきり銃を撃った。