鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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空はまた暗くなった。老母もすでにダメになっており、手足が冷えてきていた。芳林嫂は老母の体をさすったが、心を切り刻まれるような思いだった。周囲を敵にあつく囲まれたこの環境では大声を出して泣くことさえできない!