鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
 | <  > 
芳林嫂は鳳児をひいて声のする方向むかって走った。前方の小さな木の茂みのかげに人の姿がある。近寄って小さな声で「誰?」と聞いてみると
その人影は一言「おれだよ!」と答えると走りでた。