鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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老洪はいままで果断だったが、今はどうするか決められないでいた。老洪はしばらく躊躇していたが、やっと声をだした。
「このようすだと、あなたは残るしかないな」
芳林嫂は目の涙をぬぐいながら、
「残る以外にどんな方法があるのよ!」