鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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空も暗くなろうというころ、芳林嫂は母親をささえ鳳児をつれて湖へ歩いていたが、向いからもどってくる避難民にゆきあたった。彼らの言うことには、湖のあたりはもう鬼子でいっぱいで、湖に入るのは無理だと。