鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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夜があけると、老洪・李正たちは高いところにのぼって眺めた。湖ほとりの村は駐屯している鬼子でいっぱいだ。線路の上には装甲車両が毒蛇がはうように行ったり来たりして巡邏している。羽根があっても東へ通りぬけるのは難しい。