鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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李正が水辺にいくと、敵のゴムボートが五六艘もドウドウと音をたてて突進してきている。王強は機関銃のあたりに座って顔中脂汗をたらしながら叫んだ。
「前方に気をつけろ!敵がやってきた!」