鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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水深がだんだん腰より上にあがってくると、黄色いラシャの軍服が水につかり、やたら重たくなった。隊員たちはみな息をきらしながら力をふりしぼって歩みをすすめた。張蘭は腰がまがって息もあがり、一歩も進めなくなった。