鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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飯をたべ、服を火で乾かし、部隊は休息した。老洪は山の上から湖をながめると、燃えあがる炎が暗闇を照らしていた。老洪の目はよく知っている村村を順々に眺め、最後に苗荘のあの楡の木の上にとまった。