鉄道遊撃隊(八)

  鉄道遊撃隊(八)  
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しばらくぼんやりしていると、敵に大変憎まれている芳林嫂のことをおもいだした。あそこにこのまま残らせておくのは危険だ。いっしょに撤退させることに決め、小坡と苗荘の隊員小川をつれ、くらがりのなかを湖むけて歩いていった。